日曜日の憂鬱を抱きしめて。管理職のリアルな週末と明日への覚悟

日曜日の夕方。
時計の針が少しずつ夜へ向かい始める頃、なんとも言えない独特の空気が部屋を満たします。
俗にいう「サザエさん症候群」のような、胸の奥が少しだけキュッとする感覚。

アラカン世代として、仕事も子育ても長く続けてきたわたしですが、この日曜日の夕方の憂鬱だけは、なかなか慣れることができません。
明日からまた一週間が始まる。
そう思うだけで、心のどこかに薄いグレーの雲が広がるような気がします。
でも、この憂鬱とも長い付き合いです。
今回は、そんなわたしのリアルな週末について書いてみようと思います。

土曜日。自分を甘やかす小さなご褒美

土曜日は、久しぶりに美容院へ行ってきました。
髪を整えてもらう時間は、気持ちまで軽くしてくれる大切なリフレッシュ時間です。

鏡越しに美容師さんと他愛のない話をしていると、平日の緊張感が少しずつほどけていくのを感じます。
美容院のあとは、わたしのお楽しみの買い出しタイム。
本屋や雑貨屋をのぞいて、お気に入りのスーパーで少しだけ贅沢な食材を選び、あれこれと歩き回るのが定番コースです。

「これおいしそう…」
「あれ便利そう!」

そんな小さな発見をしながら歩く時間が大好きです。

途中で素敵な靴にも目が留まりました。
実は先月、会社の業績のおかげで少しだけ臨時ボーナスが支給されたのです。
わたしが働く会社はいわゆる年俸制でして、決まった賞与はありません。
だからこそ、こういうサプライズは素直にうれしいものです。

「靴くらい買ってもいいかな」

そんな考えが頭をよぎりましたが、結局その日は見送ることにしました。
衝動買いは後悔のもと。
今は大切に取っておこうと思います。

家に帰ってからは、買ってきた食材で夕食の支度。
特別なことは何もないけれど、そんな何気ない土曜日がわたしの心を満たしてくれます。

日曜日。静かな時間と見えない仕事

日曜日は一転して、朝から家でのんびり過ごしました。
洗濯をして、掃除機をかけて、たまっていたうちに関する書類を整理する。
家事をしていると不思議と頭の中も整理されていきます。
そんなふうにゆっくり過ごしているように見えて、実は少しだけ仕事も進めていました。

現在、わたしの社内での立ち位置は管理職。
管理職というと「座っているだけで楽そう」と思われることもありますが、実際はそんなことはありません。
部下のみなさんの目に見えないところで行う書類作成や決裁、スケジュール調整など、細かな仕事がたくさんあります。

平日は相談対応や会議に追われ、自分の仕事をする時間がなかなか取れません。
だからこそ、帰宅後の遅い時間やこうした休日の静かな時間に、少しずつ片付けることになります。
みんなが月曜日をスムーズに始められるように。
そんなことを考えながらパソコンに向かう時間は大変でもあり、管理職としての責任でもあります。

もっとも、パソコンを触ること自体は嫌いではありません。
むしろ好きな方なので、それが少しだけ救いになっています。そのせいでしょうか。
休日くらいゆっくり寝ようと思っても、朝の5時過ぎには目が覚めてしまいます。

家族がまだ眠っている静かなリビング。
少しずつ明るくなっていく空を眺めながら、

「これも年齢のせいなのかな」

と苦笑いしています。
たぶん、頭のどこかで明日の仕事を考えているのでしょうね。

わたしの元気の素

夜になると、少しだけゲームの世界にログインしました。
冒険で辿ってきた壮大な景色を眺めたり、お気に入りの空間で家具を作ったり。

そこでは管理職でも妻でも母親でもありません。
ただ一人の冒険者です。
現実の肩書きを忘れられるこの時間は、わたしにとって大切な「元気の素」。
短い時間でも異世界の空気を吸うと、不思議と心が軽くなります。

憂鬱の先にあるもの

そして今、このブログを書きながら明日への憂鬱と向き合っています。
実は明日の朝一番で対応しなければならない緊急案件があります。
おそらく出社した瞬間から慌ただしい一日になるでしょう。

あれこれ考えた結果、午前9時から予定されていた定例会議は辞退することにしました。
今のわたしにとって最優先なのは、その案件を早く、そして確実に解決することだからです。
こうした優先順位の判断を迷わずできるようになったのは、長く仕事を続けてきた経験のおかげかもしれません。
それでも、

「明日の期限までに解決するのか」

という不安はあります。
できることなら、このまま日曜日が続いてほしい。
そんな子どものようなことも考えてしまいます。

でも、最後に行き着く答えはいつも同じです。
考えても始まらない。
やるしかない。
これまでだって、たくさんの壁を乗り越えてきました。

子どもたちが小さかった頃、仕事と子育ての両立に死に物狂いだった日々を思えば、今のわたしは結構タフになっているはず。

今夜は少し早めに眠ろうと思います。
明日からの一週間を元気に乗り切るために。

同じように、今「明日からの仕事が憂鬱だな」と感じている方へ。

その不安は、きっと仕事に誠実に向き合っている証拠です。

明日はお互い、無理のないペースで進んでいきましょう。

やるしかないけれど、決して一人じゃないから。

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