お仕事で海外のオフィスを訪れる機会があるとき、皆さんは何を準備しますか?
持ち物や現地の言葉、お仕事の資料など、いろいろと気を張って準備しますよね。
でも、わたしが現地に着いて一番びっくりして、そして密かに大焦りした場所がありました。
それは……オフィスの「トイレ(個室の話ではない)」です!
【日本の当たり前が通用しない?海外のトイレ事情】
日本では、オフィスのトイレなんていつでも自由に入れるのが当たり前ですよね。
なんなら女性用、男性用と分かれているトイレの入り口にドアがない場合も多々あります。
でも、海外のオフィスは一味違いました。わたしが訪れた数か国では、数十年前から、トイレに入るために「鍵」が必須だったんです。
現地のオフィスを訪れた際、同僚がどこからか鍵を持ってきて開けてくれるパターンもあれば、専用のカードキーをピッとタッチして入るパターンもありました。
【安全な国のはずなのに…!カードキーとの格闘】
実は日本並みに安全とも言われるシンガポールでも、しっかりトイレに鍵(カードキー)が必要でした。
そして、そのシンガポールのオフィスで、わたしは一生忘れられない大ピンチを迎えることになります。
事前に配られたカードキーで無事にトイレに入れたわたし。 さて席に戻ろうとしたその時です。
……ドアが、開かない。
何度カードキーをかざしても、全く開く気配がないのです。
海外のトイレで、一人取り残される恐怖。
このままでは次の会議が始まってしまう!
「えっ、どうしよう、誰か気づいて…!」と冷や汗がダラダラ流れてきたその時、カチャリとドアが開いて現地オフィスの女性が入ってきました。
救世主の登場に、わたしは「開かないのーー!💦(It doesn’t open!)」とアピール。
すると、その方はフフッと笑いながら、手際よくドアを開けてわたしを救出してくれました。あの時のその人が、本物の天使に見えたのは言うまでもありません(笑)。
(何かコツが必要だったのでしょうか……カードキーで??)
【どうして海外オフィスのトイレには鍵があるの?】
一番の理由は「セキュリティ(防犯)」のためです。
一般的には、オフィスビルの中に不審者や部外者が勝手に入り込んで犯罪に使うのを防ぐために、そのビル(フロア)で働く人(鍵を持っている人)しか入れない仕組みにしているところがとても多いです。
海外では特に、どんなに治安が良いと言われる国でも、少なくともわたしが訪れたオフィスでは、ビル全体の防犯意識として鍵が必要となっていました。
今の時代、日本でもオフィスの出入りに個人が持つ専用の鍵が必要な場合は珍しくもなく、ですがその中のトイレでも鍵が必要な場所、あるのでしょうか?(今のところ出会ったことはなし)
日本がいかに無防備で、平和な環境なのかを改めて実感する体験でした。
現地に着いたら、まず「トイレのルール」を同僚に確認しておくのが安全かもしれません。
皆さんも海外出張の際は、ぜひ「オフィスのトイレの鍵」に注目(警戒?)してみてくださいね!
